MESSAGE社長メッセージ
ビューカードの
現状について教えてください。
ビューカードは、Suicaとの連携という特徴を活かして、交通でのご利用をはじめ、様々な生活シーンで幅広くご利用いただけるカードとして発展を遂げてきました。また、キャンペーン期間中は10%の割引になるルミネカードや、ポイントが貯まりやすいJAL、ビックカメラとの提携カードも広くご利用頂いています。
JR東日本グループの共通ポイントであるJRE POINTは、間もなく10周年を迎えることとなり、その経済圏も拡大しています。ビューカードで貯まる、Suicaで貯まる、JR東日本の鉄道利用で貯まる、駅ビルでも貯まるとともに、ポイントの利用でも活用が進んでおり、会員数は1,600万人を超えています。
2024年5月には、銀行代理業である「JRE BANK」サービスを開始しました。銀行の基本機能に加え、当社が駅に持つATM「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」の利便性と、条件を満たせば鉄道のご利用が4割引きになるなど、JR東日本グループならではの特典により魅力付けをし、金融会社としての事業領域を拡大しています。
今、日本ではキャッシュレス化が進んでいますが、当社は、クレジットカードに電子マネーのSuica、デビットカードのラインアップをそろえ、海外での利用やタッチ決済対応など、お客さまがより便利で使いやすく、かつ安全にお使いいただけるよう進化させていきます。
さらに、JR東日本グループは、Suicaを「移動のデバイス」という今までの当たり前を超え、交通、決済だけでなく、地域のお客さまの様々な生活シーンにてご利用いただける「生活のデバイス」に生まれ変わらせ、お客さまの「心豊かな生活」を実現する「Suica Renaissance」を推進しています。モバイルSuicaアプリのリニューアルによるコード決済機能の追加や、移動や生活シーンにてSuicaを利用したデータ活用によるサービスなどの新たな体験の提供など、ビューカードとしてもその実現に貢献していきますし、それが当社の収益にも結び付くことになります。グループの主要施策に貢献することができるうえに、それが自社の収益につながっていくことには大きなやりがいを感じています。